学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §33 足関節外側靱帯損傷の固定 / QJ32A034
理由で解く 柔道整復師
足関節外側靱帯(前距腓靱帯など)は底屈+内反で伸ばされます。したがって固定肢位は靱帯が緩む底屈・背屈0度(中間位)で、軽度外反を加えて断端を近づけます。
足関節外側靱帯損傷の大半は、底屈位で内反が強制されて起こります。前距腓靱帯は底屈位で緊張するため、そのまま底屈位で固定すると断裂端が離れたまま治癒し、緩みを残して不安定性や再受傷の原因になります。0度(直角位)にすれば前距腓靱帯の緊張が緩み、さらに軽度外反位を加えることで外側の断端どうしが近づいて、良好な瘢痕形成が期待できます。加えて0度は歩行に必要な機能的肢位でもあるため、固定後の関節拘縮が生活に及ぼす影響を小さくできるという利点もあります。
| 肢位 | 前距腓靱帯 | 固定肢位としての評価 |
|---|---|---|
| 底屈位 | 緊張する | 断端が離開するため不適 |
| 0度(中間位)+軽度外反 | 緩む | 断端が近づき、機能的肢位でもある |
| 背屈位 | 緩むが後方組織に緊張 | あえて選ぶ利点がない |
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