学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §25 大腿部打撲・肉ばなれ、大腿四頭筋、ハムストリングスの診察 / QJ32A026
理由で解く 柔道整復師
ハムストリングスの肉離れは、走行中に筋が伸ばされながら力を出す遠心性収縮の場面で、筋腱移行部に起こります。下肢長の不一致(脚長差)のような身体側の要因も発生原因になりえます。
肉離れは、筋が縮もうとしているのに外から引き伸ばされる局面で、筋線維と腱の境目に張力が集中して起こります。ハムストリングスなら、疾走のスイング脚が前へ振り出されて着地に備える瞬間がこれにあたります。発生には筋力・柔軟性の左右差、疲労、ウォーミングアップ不足といった内的要因が重なり、脚長差があると走行時の骨盤・下肢の動きが左右で不均等になって片側に負担が偏ります。したがって再発予防では、患部の治療だけでなく、脚長差や柔軟性・筋力バランスといった背景因子まで評価して整えることが大切です。
| 指標 | 肢位 | 評価する筋 |
|---|---|---|
| HBD(踵殿距離) | 腹臥位・膝屈曲 | 大腿四頭筋(大腿直筋) |
| SLR(下肢伸展挙上) | 背臥位・膝伸展位で挙上 | ハムストリングス |
| FFD(指床間距離) | 立位体前屈 | 体幹背面〜ハムストリングス全体 |
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