学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §6 総論 骨折 / QJ31P070
理由で解く 柔道整復師
下位頸椎棘突起が正しい。シャベル作業者骨折(clay shoveler's fracture)として知られ、棘突起に付く筋腱が繰り返し引っ張られて第7頸椎前後の棘突起が疲労骨折を起こす。
疲労骨折は、一回の大きな外力ではなく「正常な骨に弱い力が繰り返し加わる」ことで生じる。したがって好発部位は、その動作で反復して牽引される、あるいは繰り返したわむ場所に決まる。下位頸椎棘突起は、土をすくって放り投げる作業や重量物の担ぎ運びで僧帽筋・菱形筋などの牽引を受け続け、剥がれるように折れる。残りの3つはいずれも一回性の外力で起こる外傷性骨折の代表部位であり、反復負荷で折れる場所ではない。
| 部位 | 骨折の種類 | 典型的な原因 |
|---|---|---|
| 下位頸椎棘突起 | 疲労骨折(シャベル作業者骨折) | スコップ作業、重量物運搬 |
| 脛骨顆間隆起 | 裂離骨折 | 膝のひねり・過伸展(小児に多い) |
| 距骨頸部 | 外傷性骨折 | 足関節の背屈強制 |
| 第12肋骨 | まれ(外傷性) | 浮遊肋で反復牽引を受けにくい |
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