学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §9 内分泌 / QJ31A089
理由で解く 柔道整復師
副甲状腺ホルモンはペプチドホルモンで細胞膜を通れないため、受容体は細胞表面(細胞膜)にある。他の3つは脂溶性で細胞内受容体を使う。
ホルモンは水溶性か脂溶性かで受容体の場所が決まる。ペプチド・タンパク質ホルモンやカテコールアミンは水溶性で脂質二重層を通過できないため、細胞膜上の受容体に結合し、cAMPやCa²⁺といったセカンドメッセンジャーを介して既にある酵素を活性化する。そのため作用の発現は速いが持続は短い。一方、ステロイドホルモン、甲状腺ホルモン、活性型ビタミンDは脂溶性で細胞膜を通り抜け、細胞質や核内の受容体と結合して遺伝子の転写を調節するため、効き始めるまで時間がかかるが作用は長く続く。選択肢を見たら「どれがペプチドか」を探せば即座に決まる。
| 細胞膜受容体を使うホルモン | 細胞内受容体を使うホルモン | |
|---|---|---|
| 性質 | 水溶性 | 脂溶性 |
| 代表 | 副甲状腺ホルモン、インスリン、成長ホルモン、アドレナリン | アルドステロン、コルチゾール、アンドロゲン、エストロゲン、甲状腺ホルモン、活性型ビタミンD |
| 作用の仕組み | セカンドメッセンジャー(cAMPなど)を介する | 遺伝子の転写を調節する |
| 作用の発現 | 速い・短い | 遅い・持続する |
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