学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §8 内分泌器系 / QJ31A070
理由で解く 柔道整復師
正解は4。副腎は外側の皮質と内側の髄質からなり、発生の由来も分泌するホルモンも異なる二重構造の器官です。
副腎皮質は中胚葉に由来し、外側から球状層(アルドステロン)・束状層(コルチゾール)・網状層(副腎アンドロゲン)の3層に分かれます。副腎髄質は神経堤に由来し、交感神経節細胞に相当するクロム親和性細胞が節前線維の直接支配を受けてアドレナリン・ノルアドレナリンを分泌します。同じ器官の中に、下垂体前葉の支配を受ける内分泌腺と、交感神経の一部が並んでいるわけです。他の選択肢はいずれも皮質・髄質という区分をもちません。皮質と髄質に分かれる器官としては、副腎のほかに腎臓・リンパ節・胸腺・卵巣・毛髪をまとめて整理しておくと、この形式の設問に強くなります。
| 器官 | 皮質と髄質の区分 | 実際の構造区分 |
|---|---|---|
| 副腎 | あり | 皮質(中胚葉由来)/髄質(神経堤由来) |
| 下垂体 | なし | 前葉・中間部・後葉 |
| 甲状腺 | なし | 濾胞上皮・傍濾胞細胞(C細胞) |
| 上皮小体 | なし | 主細胞・酸好性細胞 |
| 参考(皮質髄質あり) | あり | 腎臓・リンパ節・胸腺・卵巣・毛 |
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