学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §5 呼吸器系 / QJ31A063
理由で解く 柔道整復師
正解は3。水平裂は右肺だけにある裂で、斜裂とともに右肺を上葉・中葉・下葉の3つに分けます。
右肺は斜裂と水平裂で3葉、左肺は斜裂のみで上葉・下葉の2葉です。左肺は心臓が左に寄る分だけ容積が小さく、前縁には心切痕という大きなくぼみがあり、その下方に舌のように突き出した小舌(舌区)があります。この心切痕は左肺だけの構造です。一方、心圧痕(縦隔面の心臓によるへこみ)は左右どちらの肺にもあり、左でより深いという違いにとどまります。胸膜洞(肋骨横隔洞など)は壁側胸膜どうしが接してできる予備の隙間で、当然左右両側に存在します。あわせて、右主気管支は左より太く短く垂直に近いため誤嚥物が入りやすい、という左右差も整理しておきます。
| 項目 | 右肺 | 左肺 |
|---|---|---|
| 肺葉 | 3葉(上・中・下) | 2葉(上・下) |
| 裂 | 斜裂+水平裂 | 斜裂のみ |
| 固有の構造 | 水平裂 | 心切痕・小舌(舌区) |
| 心圧痕 | あり(浅い) | あり(深い) |
| 主気管支 | 太く短く垂直に近い | 細く長く水平に近い |
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