学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 衛生学・公衆衛生学 ▸ §1 健康の保持増進と疾病予防 / QJ30P002
理由で解く 柔道整復師
プライマリヘルスケア(PHC)は、地域住民が主体となり、身近で入手可能・負担可能な基本的保健医療を全員に届けようとする考え方。高度で高価な先進医療の提供はこの枠組みに当てはまらない。正答は2。
PHCは1978年のアルマ・アタ宣言で提唱され、「2000年までにすべての人に健康を」という目標を掲げた。実践の原則は、住民のニーズに基づくこと、地域資源を有効に使うこと、住民が参加すること、農業や教育など他分野と協調することの4点である。活動内容として、健康教育、食糧供給と栄養改善、安全な水と基本的環境衛生、母子保健と家族計画、主要な感染症の予防接種、地方流行病の対策、日常的な疾病・外傷の適切な処置、必須医薬品の供給の8項目が挙げられている。いずれも「安く・広く・住民自身の手で」という性格で共通しており、この物差しを当てれば当てはまらない選択肢が見える。
| プライマリヘルスケア | ヘルスプロモーション | |
|---|---|---|
| 提唱 | 1978年 アルマ・アタ宣言 | 1986年 オタワ憲章 |
| 主な想定 | 開発途上国を含む全世界の基本的保健医療 | 先進国の生活習慣病・健康づくり |
| 目標 | すべての人に基本的保健医療を届ける | 人々が自らの健康を管理し改善できるようにする |
| 手段 | 予防接種・安全な水・栄養・母子保健など8項目 | 健康的な公共政策づくり、支援的環境づくりなど5項目 |
| 共通点 | 住民参加・他分野との協調を柱に据える | |
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