学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §9 神経系 / QJ30A069
理由で解く 柔道整復師
中脳の中を通る脳室系は中脳水道であって、第4脳室ではありません。第4脳室は橋・延髄と小脳にはさまれた腔です。
脳室系は神経管の内腔の名残で、脳の部位ごとに名前が変わります。大脳半球の中が側脳室、左右の間脳にはさまれた正中の細い腔が第3脳室、中脳を前後に貫く細い管が中脳水道、橋と延髄の背面(菱形窩)と小脳の間に広がるのが第4脳室です。髄液は主に脈絡叢でつくられ、側脳室→室間孔(モンロー孔)→第3脳室→中脳水道→第4脳室と流れ、正中口と外側口からクモ膜下腔へ出て、クモ膜顆粒から静脈洞へ吸収されます。中脳水道は経路の中でもっとも細いため、ここが閉じると上流に髄液がたまり、閉塞性(非交通性)水頭症を起こします。「部位と脳室の対応」を髄液の流れの順に並べて覚えると、組合せ問題で迷わなくなります。
| 脳の部位 | 対応する脳室系 |
|---|---|
| 大脳半球 | 側脳室 |
| 間脳(視床・視床下部) | 第3脳室 |
| 中脳 | 中脳水道 |
| 橋・延髄と小脳の間 | 第4脳室 |
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