学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §7 生殖器系 / QJ30A067
理由で解く 柔道整復師
精細管の外、管と管の間の結合組織(間質)にあるのが間細胞(ライディッヒ細胞)で、テストステロンを分泌します。
精巣の実質は、精子をつくる精細管の束と、その間を埋める間質からできています。精細管の中では基底膜側から順に精祖細胞・精母細胞・精子細胞・精子が並び、これらを支えるセルトリ細胞が基底膜から内腔まで貫くように立っています。セルトリ細胞どうしの密着結合が血液精巣関門をつくり、成熟途中の細胞を免疫系から隔てるとともに、下垂体前葉のFSHを受けてアンドロゲン結合タンパクやインヒビンを産生します。一方、間質にある間細胞は黄体形成ホルモン(LH)の刺激を受けてテストステロンを分泌し、精子形成と男性化を支えます。「精子をつくる場所は管の中、男性ホルモンを出す場所は管の外」と役割を場所で分けて覚えると、細胞名を取り違えにくくなります。
| 細胞 | 位置 | 刺激するホルモン | 働き |
|---|---|---|---|
| 間細胞(ライディッヒ) | 精細管の外(間質) | LH | テストステロンの分泌 |
| セルトリ細胞 | 精細管の中(支持細胞) | FSH | 血液精巣関門、インヒビン産生 |
| 精祖細胞 | 精細管の中(基底側) | — | 分裂して精母細胞になる |
| 精母細胞 | 精細管の中(内腔寄り) | — | 減数分裂を行う |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。