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理由で解く 柔道整復師

QJ30A050 必修問題

出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午前 問50
問題
資格と業務の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 看護師-新生児の保健指導
2 視能訓練士-白内障手術の実施
3 歯科技工士-歯石の除去
4 診療放射線技師-CT 検査
解答
正解4(診療放射線技師-CT 検査)
解説

CT検査はX線を人体に照射する検査であり、医師・歯科医師の指示の下に行える診療放射線技師の業務にあたる。正答は4。

この種の設問は、それぞれの資格法が定める「業とする行為」の定義に立ち返れば解ける。診療放射線技師は、医師または歯科医師の指示の下に放射線を人体に対して照射することを業とし、さらにMRIや超音波などの画像診断装置を用いた検査も業務に含まれる。他の三つは、業務の中身が別の資格のものに置き換えられている。誤りの選択肢を見るときは「その行為は本来誰の業務か」を言い当てる練習をすると、資格間の境界が立体的に頭に入る。

✓ 4. 正しい
診療放射線技師-CT 検査
CTはX線を用いる断層撮影であり、放射線を人体に照射する行為そのものである。医師・歯科医師の指示の下という条件付きで診療放射線技師の業務独占にあたる。指示が前提である点まで含めて覚えると、他の業務独占資格との比較にも応用できる。
✗ 1. 誤り
看護師-新生児の保健指導
新生児の保健指導は、助産または妊婦・じょく婦・新生児の保健指導を業とする助産師の定義業務である。看護師の業務は療養上の世話と診療の補助であり、組合せとしては対応していない。助産師は看護師の業務も行えるという関係も押さえておく。
✗ 2. 誤り
視能訓練士-白内障手術の実施
手術は医師のみが行える医行為である。視能訓練士の業務は、両眼視機能に障害のある者に対する矯正訓練とこれに必要な検査、および眼科医療に係る検査であり、術前後の視機能評価などで手術を支える立場にある。
✗ 3. 誤り
歯科技工士-歯石の除去
歯石の除去は、歯牙露出面等の付着物・沈着物を機械的操作によって除去する行為で、歯科衛生士の業務である。歯科技工士は補綴物・充填物・矯正装置の作成・修理・加工を担い、患者の口腔内で行う行為は原則として認められていない。「口の中で行うか、技工室で作るか」で切り分ける。
ポイント
  • 診療放射線技師は、医師・歯科医師の指示の下に放射線を人体へ照射する業務独占資格。CT検査はその中心。
  • 新生児の保健指導は助産師の定義業務。看護師は療養上の世話と診療の補助。
  • 手術は医師の医行為。視能訓練士は矯正訓練と眼科に係る検査を担う。
  • 歯石の除去は歯科衛生士。歯科技工士は口腔内での行為を行わない。
  • 組合せ問題は「その行為は本来誰の業務か」を言い換えて確認すると速く解ける。
比較表
資格法律上の主な業務選択肢の行為は本来誰の業務か
看護師療養上の世話、診療の補助新生児の保健指導 → 助産師
視能訓練士両眼視機能の回復のための矯正訓練とこれに必要な検査、眼科医療に係る検査白内障手術 → 医師
歯科技工士補綴物・充填物・矯正装置の作成・修理・加工歯石の除去 → 歯科衛生士
診療放射線技師医師・歯科医師の指示の下に放射線を人体へ照射、画像診断装置を用いた検査CT検査 → 診療放射線技師(○)
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