学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §8 定型的鎖骨骨折の固定 / QJ30A008
理由で解く 柔道整復師
定型的鎖骨骨折の絆創膏固定は、上後方へ突出した近位骨片の「端」(骨折部に近い外側端)を上から押さえる位置に貼る。正答は4。
定型的鎖骨骨折は中1/3と外1/3の境界部に起こり、近位骨片は胸鎖乳突筋に引かれて上後方へ突出、遠位骨片は上肢の重みで前下内方へ下垂する。固定のねらいは「突出した近位骨片を下へ押さえる」ことと「下垂した遠位骨片を上へ挙げる」ことの二つで、圧迫の力点は転位の頂点、すなわち近位骨片の外側端に置く。骨片の中央では力点が骨折部から内側へ離れてしまい、突出部を押し下げる効果が出にくい。貼付後は末梢の循環・知覚・皮膚を確認し、しびれや色調変化があれば早めに巻き直す。
| 骨片 | 転位の向き | 牽引する筋・力 | 固定での扱い |
|---|---|---|---|
| 近位骨片 | 上後方へ突出 | 胸鎖乳突筋 | 骨片端を上から圧迫(正答4) |
| 遠位骨片 | 前下内方へ下垂 | 上肢の重さ・大胸筋・小胸筋 | 挙上させる |
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