学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ29P089
理由で解く 柔道整復師
コットン骨折は内果・外果・後果が折れる「三果骨折」。名称に含まれる要素として後果骨折が正しい。
足関節果部骨折は人名で呼び分ける習慣がある。ポット骨折が内果骨折+腓骨下端部骨折の二果型で、これに脛骨遠位関節面の後縁(後果)の骨折が加わったものがコットン骨折=三果骨折である。後果が折れると距骨が後方へ逃げる余地ができ、足関節は後方へ亜脱臼しやすくなる。関節面を巻き込むため、転位の程度と関節面の適合が予後を左右し、変形性足関節症の素地になりやすい。腓骨の骨折高位で呼び分ける仲間として、腓骨下1/3の骨幹部が折れて脛腓靱帯結合が破綻するデュピュイトラン骨折、腓骨近位部まで骨折線が及ぶメゾヌーブ骨折があり、コットン骨折とは折れる場所が違う点で整理できる。
| 名称 | 骨折・損傷部位 | 要点 |
|---|---|---|
| ポット骨折 | 内果+腓骨下端部 | 二果骨折。外反(回内)外転で生じる |
| コットン骨折 | 内果+外果+後果 | 三果骨折。距骨の後方亜脱臼を伴いやすい |
| デュピュイトラン骨折 | 腓骨下1/3骨幹部+脛腓靱帯結合の破綻 | 脱臼骨折。足部が外方へ転位 |
| メゾヌーブ骨折 | 腓骨近位部 | 足関節を診て腓骨近位の圧痛も確認する |
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