学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §16 各論(骨折) 上肢 / QJ29P083
理由で解く 柔道整復師
バートン骨折は橈骨遠位端の関節面が背側または掌側に割れ、手根骨がその骨片とともにずれる関節内の骨折脱臼である。
橈骨遠位端の関節面は舟状骨・月状骨と橈骨手根関節をつくる。バートン骨折ではこの関節面の背側縁または掌側縁が三角形に割れ、割れた骨片に手根骨がついていくため、手根骨全体が背側(背側バートン)または掌側(掌側バートン)へ転位する。関節内骨折であり関節面に段差が残ると変形性関節症につながるため、正確な整復と保持が予後を左右する。他の選択肢は名前が似ていても、脱臼する関節が異なるか脱臼を伴わない。
| 骨折名 | 骨折部位 | 伴う脱臼 |
|---|---|---|
| バートン骨折 | 橈骨遠位端関節面の背側縁/掌側縁 | 橈骨手根関節 |
| ショーファー骨折 | 橈骨茎状突起 | なし |
| ローランド骨折 | 第1中手骨基部(T字・Y字型) | なし(母指CM関節の関節内粉砕骨折) |
| ベネット骨折 | 第1中手骨基部(掌尺側の斜骨折) | 母指CM関節(脱臼骨折) |
| ガレアッチ骨折 | 橈骨骨幹部遠位1/3 | 遠位橈尺関節 |
| モンテギア骨折 | 尺骨骨幹部 | 腕橈関節(橈骨頭) |
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