学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §16 各論(骨折) 上肢 / QJ29P081
理由で解く 柔道整復師
外科頸は関節包直下の海綿骨に富む部位で、折れると出血が多く、腫脹は高度になる。
外科頸は上腕骨骨頭の直下、大結節・小結節より遠位のくびれである。骨粗鬆症のある高齢者が転倒して手や肘をつくと、その力が上腕骨を伝わって(介達外力)この部位に集中し骨折する。海綿骨が豊富で栄養血管も多いため出血量が多く、出血は重力に従って上腕内側から前胸部・側胸部へ降り、数日後に広範な皮下出血斑として現れる。外科頸の内側後方を腋窩神経が回るため、三角筋の筋力と肩外側の感覚を必ず確認する。
| 項目 | 解剖頸骨折 | 外科頸骨折 |
|---|---|---|
| 部位 | 骨頭と大・小結節の間 | 結節部より遠位のくびれ |
| 頻度 | まれ | 多い(高齢者に好発) |
| 血行 | 骨頭の血行が絶たれやすい | 血行は保たれる |
| 主な合併症 | 骨頭の阻血性壊死 | 腋窩神経・腋窩動脈損傷 |
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