学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ29A099
理由で解く 柔道整復師
レム睡眠のレム(REM)とは rapid eye movement、すなわち急速眼球運動のことです。名前そのものが正答になっている問題で、まぶたの下で眼球が素早く動きます。
睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠が約90分周期で交互に現れます。入眠するとまずノンレム睡眠に入り、脳波は次第に高振幅の徐波(δ波)となって深い眠りに至ります。ここは「脳が休む眠り」で、成長ホルモンの分泌が高まる時期でもあります。その後に訪れるレム睡眠では、脳波は覚醒時に近い低振幅の速波を示し、脳は活発に働いています。ところが姿勢を保つ抗重力筋の緊張は消失し、体はぐったりと脱力しています。脳は起きているのに体は最も深く眠っている、この食い違いから逆説睡眠とも呼ばれます。夢を見るのも主にこの時期です。筋の緊張が失われるおかげで、夢の内容をそのまま体で行動してしまわずに済む、という合理的な仕組みになっています。
| 項目 | レム睡眠 | ノンレム睡眠 |
|---|---|---|
| 眼球運動 | 急速眼球運動あり | なし(緩徐眼球運動) |
| 脳波 | 低振幅速波(覚醒時に近い) | 高振幅徐波(δ波、深いほど顕著) |
| 骨格筋(抗重力筋)の緊張 | 消失し脱力 | ある程度保たれる |
| 出現時期 | 入眠から約90分後、以後周期的 | 入眠直後から |
| 夢 | 見ることが多い | 比較的少ない |
| 別名 | 逆説睡眠(脳は活動、体は休息) | 徐波睡眠(脳の休息) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。