学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §7 生殖器系 / QJ29A068
理由で解く 柔道整復師
卵胞上皮が単層の立方または円柱になるのは一次卵胞。正答は2。
卵胞の発育段階は、卵胞上皮の「形」と「層数」、そして卵胞腔の有無を順に追うと一本の線でつながる。出発点の原始卵胞は、休止中の一次卵母細胞を単層扁平の卵胞上皮が薄く取り巻いた最小の状態で、胎生期にできたものが思春期以降に少しずつ動き出す。発育が始まると上皮細胞の背が高くなって単層立方〜円柱になり、これが一次卵胞である。さらに上皮が分裂を重ねて重層化し(顆粒層)、細胞のあいだに卵胞液のたまる腔(卵胞腔)が現れると二次卵胞(胞状卵胞)となる。腔が大きく育って卵母細胞が卵丘に押しやられた最終形が成熟卵胞(グラーフ卵胞)で、排卵後は黄体に変わる。「扁平 → 立方・円柱 → 重層+腔ができる → 腔が大きくなる」と形の変化だけを覚えれば、段階名は後から貼りつけられる。
| 段階 | 卵胞上皮の形 | 層数 | 卵胞腔 |
|---|---|---|---|
| 原始卵胞 | 扁平 | 単層 | なし |
| 一次卵胞 | 立方〜円柱 | 単層(のち重層化へ) | なし |
| 二次卵胞(胞状卵胞) | 立方 | 重層(顆粒層) | 出現する |
| 成熟卵胞(グラーフ卵胞) | 立方 | 重層 | 大きく広がり卵丘ができる |
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