学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ29A057
理由で解く 柔道整復師
梨状筋上孔を通るのは上殿神経で、その支配筋は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋。正答は2。
大坐骨孔は梨状筋によって上下2つの通路に仕切られる。上が梨状筋上孔、下が梨状筋下孔である。覚え方の要は「上孔は通るものが少ない」こと。上孔を通るのは上殿神経と上殿動静脈だけで、これを先に固めてしまえば、残りはすべて下孔と処理できる。下孔からは下殿神経・下殿動静脈・坐骨神経・後大腿皮神経・陰部神経・内陰部動静脈・内閉鎖筋神経などが出る。上殿神経が支配する中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋は股関節外転筋であり、片脚立ちのときに骨盤が傾かないよう支えている。麻痺すると立脚側と反対の骨盤が下がるトレンデレンブルグ徴候が現れるので、機能とセットで押さえておきたい。
| 通り道 | 通るもの | 関係する筋 |
|---|---|---|
| 梨状筋上孔 | 上殿神経、上殿動静脈 | 中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋 |
| 梨状筋下孔 | 下殿神経、坐骨神経、後大腿皮神経、陰部神経、内閉鎖筋神経ほか | 大殿筋、内閉鎖筋、大腿後面の筋 |
| 閉鎖管 | 閉鎖神経、閉鎖動静脈 | 外閉鎖筋、内転筋群、薄筋 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。