学習トップ理由で解く 柔道整復師解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ29A054

理由で解く 柔道整復師

QJ29A054 解剖学

出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午前 問54
問題
成人の脊柱を構成する骨の数はどれか。
選択肢
1 16
2 26
3 36
4 46
解答
正解2(26)
解説

頸椎7+胸椎12+腰椎5+仙骨1+尾骨1で26個。正答は2。

成人の脊柱は椎骨が縦に積み重なってできている。出生時は仙椎が5個、尾椎が3〜5個それぞれ独立しているが、成長とともに癒合して1個の仙骨1個の尾骨になる。したがって「骨の数」として数えると、可動部の頸椎7・胸椎12・腰椎5の合計24に、仙骨1と尾骨1を加えて26個となる。ここで大切なのは、設問が「骨の数」を聞いているのか「椎骨の数」を聞いているのかを読み分けることで、癒合前の椎を1個ずつ数える立場では32〜34個になる。数字だけを丸暗記すると別の聞き方で崩れるため、「動く24+癒合した2」という組み立てで押さえておきたい。

✓ 2. 正しい
26
可動部24個(頸椎7・胸椎12・腰椎5)に仙骨1・尾骨1を加えた数。仙骨と尾骨はそれぞれ複数の椎が癒合して1個の骨になっている点が、数え方の要になる。
✗ 1. 誤り
16
少なすぎる。頸椎7と胸椎12だけでも19個に達するため、どの数え方をしても16にはならない。
✗ 3. 誤り
36
多すぎる。癒合前の椎(頸7・胸12・腰5・仙5・尾3〜5)をすべて別々に数えても32〜34個で、36には届かない。
✗ 4. 誤り
46
脊柱に含まれるのは椎骨・仙骨・尾骨だけであり、46になる数え方は存在しない。肋骨など胸郭の骨まで混ぜて数えていないか確かめたい。
ポイント
  • 成人の脊柱=26個(頸椎7・胸椎12・腰椎5・仙骨1・尾骨1)
  • 「動く24個+癒合した2個」という組み立てで覚える
  • 仙椎5個は仙骨1個に、尾椎3〜5個は尾骨1個に癒合する
  • 癒合前の椎を1個ずつ数える立場なら32〜34個になる
  • 設問が「骨の数」か「椎骨の数」かを必ず読み分ける
比較表
部位椎の数(癒合前)成人での骨の数
頸椎77
胸椎1212
腰椎55
仙椎→仙骨51
尾椎→尾骨3〜51
合計32〜3426
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