学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §1 患者の権利 / QJ29A003
理由で解く 柔道整復師
インフォームド・コンセントは「相手が分かる形で伝えたうえで同意を得る」ことが前提であり、理解できないからといって説明を省くのは説明義務の放棄にあたる。設問が求める誤りは2。
説明が伝わらないと感じたときに取るべき行動は「省く」ではなく「伝え方を変える」である。専門用語を日常の言葉に置き換える、骨模型や図・イラストを使う、要点を紙に書いて渡す、一度に詰め込まず段階的に伝える、最後に患者本人の言葉で説明し返してもらう(ティーチバック)といった工夫で理解を支える。小児や理解力が十分でない人が相手でも、年齢・理解力に応じた説明を行って本人の納得(インフォームド・アセント)を得たうえで、法定代理人から同意を得るのが標準的な考え方である。柔道整復師の施術でも、損傷の状態、行う施術の内容、見込まれる施術期間、費用、他の選択肢を説明し、同意を得てから施術に入る。
| 考え方 | 内容 | 説明の扱い |
|---|---|---|
| インフォームド・コンセント | 十分な説明を受けたうえでの患者本人の同意 | 理解できるまで伝え方を工夫する |
| インフォームド・アセント | 小児など法的同意能力が十分でない人から得る本人の納得 | 年齢・理解力に合わせて説明し、同意は法定代理人から |
| パターナリズム | 医療者が良かれと判断して決める(現在は否定される) | 説明を省く・任せてもらう |
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