学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §33 足関節外側靱帯損傷の固定 / QJ28A031
理由で解く 柔道整復師
足関節外側側副靱帯の完全断裂(III度損傷)では、靱帯が瘢痕によって連続性と強度を取り戻すまでにおよそ6〜8週の固定を要する。選択肢のなかではこれに当たるのが約7週である。
靱帯は損傷後、炎症期から増殖期を経てリモデリング期へ進み、コラーゲン線維が力学的な負荷の方向に沿って再配列することで強度を回復する。この過程には数週から数か月を要し、完全断裂では断端が離れているぶん、内がえしを制動する肢位(足関節軽度背屈・外反位)で長めに保持する必要がある。目安としてI度は数日〜1週間、II度は2〜3週間、III度は6〜8週間と、断裂の程度に応じて固定期間が延びる。固定期間中も足趾の自動運動と大腿四頭筋の等尺性収縮を続け、固定除去後は腓骨筋群の筋力強化と片脚立位などのバランス訓練(固有感覚訓練)を行って再受傷を防ぐ。
| 重症度 | 靱帯の状態 | 動揺性 | 固定期間の目安 |
|---|---|---|---|
| I度 | 伸張・微小損傷 | なし | 数日〜約1週 |
| II度 | 部分断裂 | 軽度 | 約2〜3週 |
| III度 | 完全断裂 | 明らか | 約6〜8週 |
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