学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §17 肩関節烏口下脱臼の診察および整復 / QJ28A015
理由で解く 柔道整復師
コッヘル法は上腕を「てこ」として使う回転法(槓杆法)に分類される。正答は2。
肩関節前方脱臼の整復法は、その原理によって牽引法・挙上法・回転法(槓杆法)に大別される。コッヘル法は上腕を体側につけたまま軽く牽引し、外旋 → 前方挙上(内転) → 内旋の順に回して骨頭を関節窩へ戻す方法で、上腕骨を長いてことして用いるため回転法にあたる。回す操作は骨や神経・血管に負担をかけやすいので、力任せに進めず、患者の脱力を確かめながらゆっくり行うことが安全上の要点である。他の3肢は方法名と分類名の組合せが入れ替わっている。
| 整復法 | 分類 | 操作の要点 |
|---|---|---|
| コッヘル法 | 回転法(槓杆法) | 外旋 → 内転 → 内旋 |
| モーテ法 | 挙上法 | 患肢を挙上して整復 |
| スティムソン法 | 吊り下げ法(牽引) | 腹臥位で患肢を垂らし重錘で牽引 |
| クーパー法・ヒポクラテス法 | 牽引法(足位整復法) | 踵を腋窩に当て末梢へ牽引 |
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