学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §13 主要な疾患 呼吸器疾患 / QJ27P037
理由で解く 柔道整復師
肺の末梢に発生した肺癌は初期に症状が出にくく、健診の画像で偶然見つかることが多いのが特徴です。正答は4。
肺癌は発生部位によって中枢型(肺門部)と末梢型(肺野部)に分けられます。中枢型は扁平上皮癌や小細胞癌が多く、太い気管支を刺激するため咳、血痰、閉塞性肺炎、嗄声などが早い時期から出やすく、喀痰細胞診で捉えやすいのが特徴。一方、末梢型は腺癌が多く、細い気管支や肺胞領域に発生するため神経や気道への刺激が少なく、症状に乏しいまま進行します。胸膜に達して胸痛が出たり、転移が見つかって初めて診断されることもあります。日本では男性に多く(喫煙との関連が強い)、好発年齢は60〜70歳代。確定診断は気管支鏡や経皮的な生検・細胞診による病理診断で行います。
| 中枢型(肺門部) | 末梢型(肺野部) | |
|---|---|---|
| 主な組織型 | 扁平上皮癌、小細胞癌 | 腺癌、大細胞癌 |
| 喫煙との関連 | 強い | 腺癌は比較的弱い |
| 初期症状 | 咳、血痰、嗄声、閉塞性肺炎 | 乏しい(無症状のことが多い) |
| 見つかり方 | 症状・喀痰細胞診 | 健診の胸部X線・CT |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。