学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ27A079
理由で解く 柔道整復師
屈曲反射は脊髄が反射中枢の多シナプス反射である。ほかの3つはいずれも脳幹〜中脳のレベルで統合される。
屈曲反射(逃避反射)は、痛み刺激を受けた肢の屈筋を収縮させて刺激から遠ざける防御反射で、求心路→脊髄後角→介在ニューロン→前角細胞→屈筋という経路をとり、反射中枢は脊髄にある。同じ脊髄反射でも、伸張反射(膝蓋腱反射・アキレス腱反射など)は介在ニューロンを介さない単シナプス反射であり、この違いも頻出である。一方、緊張性頸反射や前庭迷路反射は脳幹(延髄・橋の前庭神経核など)、立ち直り反射は中脳が中枢で、姿勢や平衡を保つためにより高位で統合される。反射は「中枢がどの高さにあるか」で分類する、という軸を一本持っておけば、名称を見た瞬間に階層で振り分けられるようになる。
| 反射 | 中枢 | シナプス数 | 働き |
|---|---|---|---|
| 伸張反射(膝蓋腱反射など) | 脊髄 | 単シナプス | 筋長の維持、姿勢保持 |
| 屈曲反射(逃避反射) | 脊髄 | 多シナプス | 侵害刺激からの回避 |
| 緊張性頸反射 | 脳幹(延髄) | 多シナプス | 頸位に応じた四肢の筋緊張調節 |
| 前庭迷路反射 | 脳幹(前庭神経核) | 多シナプス | 頭位・加速度に応じた筋緊張調節 |
| 立ち直り反射 | 中脳 | 多シナプス | 傾いた体位を元に戻す |
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