学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §9 神経系 / QJ27A054
理由で解く 柔道整復師
正しいのは4です。錐体路(皮質脊髄路)は内包後脚を下り、中脳では大脳脚を通って橋・延髄へ向かいます。
伝導路は「どこを通るか・どこで中継するか・どこで交叉するか」の3点を必ずセットで押さえます。錐体路は大脳皮質運動野から放線冠→内包後脚→中脳の大脳脚→橋縦束→延髄錐体と下り、延髄下端の錐体交叉で大部分が対側に移って外側皮質脊髄路(側索)となります。感覚側では、識別性触圧覚と深部感覚が同側の後索を上行して延髄の後索核で中継・交叉するのに対し、温痛覚は入った高位の脊髄後角で中継してすぐ交叉し、前側索の外側脊髄視床路を上行します。特殊感覚の中継は視床の膝状体で、視覚は外側膝状体、聴覚は内側膝状体です。この対をひとまとまりで覚えると、入れ替えの選択肢に強くなります。
| 伝導路 | 伝えるもの | 中継核 | 交叉部位 | 通り道 |
|---|---|---|---|---|
| 外側皮質脊髄路(錐体路) | 随意運動 | ―(皮質→脊髄前角) | 延髄(錐体交叉) | 内包後脚→大脳脚→橋縦束→延髄錐体→側索 |
| 後索‐内側毛帯路 | 識別性触圧覚・深部感覚 | 延髄の後索核→視床 | 延髄(内側毛帯交叉) | 後索(薄束・楔状束) |
| 外側脊髄視床路 | 温痛覚 | 脊髄後角→視床 | 脊髄(同高位の白交連) | 前側索 |
| 視覚路 | 視覚 | 外側膝状体 | 視交叉(鼻側半のみ) | 視索→視放線→後頭葉 |
| 聴覚路 | 聴覚 | 内側膝状体 | 両側性に上行 | 下丘→側頭葉(横側頭回) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。