学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ27A048
理由で解く 柔道整復師
腎筋膜(ゲロタ筋膜)は、脂肪被膜ごと腎臓と副腎をひとまとめに包んで後腹壁に固定します。
腎臓は外側から腎筋膜・脂肪被膜・線維被膜の3層に包まれます。腎筋膜は前葉と後葉が腎臓の外側縁で合わさり、上方では副腎の上で閉じるため、腎臓と副腎が同じ袋に収まります。下方は開いているので、腎周囲の出血や膿は下方へ広がりやすいという臨床的特徴があります。腎実質は外側の皮質と内側の髄質に分かれ、腎小体(糸球体+糸球体嚢)と曲尿細管は皮質に、ヘンレのループと集合管は髄質にあります。血管の順路は、腎動脈→区域動脈→葉間動脈(腎柱の中を外側へ)→弓状動脈(皮質と髄質の境を弓なりに走る)→小葉間動脈(皮質内を放射状に立ち上がる)→輸入細動脈→糸球体、です。名称と走行の向きがセットになっているので、「葉間は腎柱を外へ、弓状は境界を弓なりに、小葉間は皮質を放射状に」と唱えると覚えられます。
| 動脈 | 走行の向き・場所 |
|---|---|
| 葉間動脈 | 腎洞から腎柱の中を外側(皮質方向)へ |
| 弓状動脈 | 皮質と髄質の境界(腎錐体の底)を弓なりに |
| 小葉間動脈 | 皮質の中を表面に向かって放射状に |
| 輸入細動脈 | 小葉間動脈から分かれて糸球体へ入る |
| 輸出細動脈 | 糸球体を出て尿細管周囲毛細血管・直細動脈へ |
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