学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ27A033
理由で解く 柔道整復師
脊柱(仙骨)と直接関節をつくるのは寛骨で、その連結が仙腸関節です。上肢の骨は脊柱と骨性に関節しません。
脊柱と関節をつくる骨は限られています。上端では後頭骨が環椎と環椎後頭関節をつくり、胸部では肋骨が胸椎と肋椎関節(肋骨頭関節+肋横突関節)をつくり、下端では寛骨が仙骨と仙腸関節をつくります。ここで押さえたいのは上肢と下肢の違いです。上肢帯は鎖骨の内側端が胸骨柄と胸鎖関節をつくるだけで体幹につながっており、脊柱とは骨で直接つながっていません。だからこそ肩甲骨は胸郭の上を自由に滑り、上肢は広い可動域をもてます。一方で下肢は寛骨が仙骨とがっちり結合するため、体重を確実に伝えられます。「上肢は可動性、下肢は支持性」という機能の差が、この連結様式の差に表れています。
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