学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §39 病理学概論 / QJ27A015
理由で解く 柔道整復師
膨張性発育は良性腫瘍の特徴で、悪性腫瘍は周囲へ浸潤しながら発育します。答えは1です。
良性腫瘍は周囲組織を押しのけるように大きくなり、多くは線維性の被膜に包まれるため境界が明瞭で、可動性もあります。これに対し悪性腫瘍は周囲組織を壊しながら入り込む浸潤性発育をとるため、被膜がなく境界が不明瞭で、周囲に固着します。さらに細胞は大小不同・核濃染・核分裂像の増加といった異型を示し、正常な組織構築を失います。最大の違いはリンパ行性・血行性の転移を起こす点です。設問は「誤っているもの」を選ぶ形式なので、良性腫瘍の性質が紛れ込んでいる肢を探します。
| 項目 | 良性腫瘍 | 悪性腫瘍 |
|---|---|---|
| 発育様式 | 膨張性 | 浸潤性 |
| 発育速度 | 緩やか | 速い |
| 被膜・境界 | 被膜あり・明瞭 | 被膜なし・不明瞭 |
| 異型性 | 乏しい | 強い(形態不整) |
| 転移 | しない | する |
| 全身への影響 | 少ない | 悪液質など大きい |
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