学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §7 総論 脱臼 / QJ26P068
理由で解く 柔道整復師
反復性脱臼は「初回の外傷で壊れた構造が治らずに残った」結果です。器質的な損傷を示しているのは4だけなので、4が正答です。
繰り返す脱臼は原因ごとに名前が分かれており、そこを取り違えると選べません。反復性脱臼は外傷性脱臼の後遺症で、初回脱臼時に生じた関節唇の剥離、関節窩縁の骨折、関節包・靭帯付着部の裂離骨折といった制動機構の破綻が修復されずに残り、以後は軽微な外力でも脱臼するようになったものです。これに対し習慣性脱臼は関節包・靭帯の弛緩や骨・軟骨の形態異常といった素因によるもの、随意性脱臼は本人が自分の筋の働きで脱臼させられるものを指します。したがって選ぶべきは、外傷によって生じ自然には元に戻らない構造的欠損=裂離骨折です。
| 分類 | 主な原因 | 手がかり |
|---|---|---|
| 反復性脱臼 | 初回外傷で生じた裂離骨折・関節唇剥離が未修復 | 明確な初回外傷歴、片側性 |
| 習慣性脱臼 | 関節包・靭帯の弛緩、骨軟骨の形態異常 | 外傷歴が乏しい、両側性のことも |
| 随意性脱臼 | 自身の筋力 | 本人が意図的に脱臼・整復できる |
| 先天性・病的脱臼 | 発育障害、感染・麻痺などの疾患 | 基礎疾患・発育歴 |
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