学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ26A045
理由で解く 柔道整復師
腎臓は5つの区域(上区・上前区・下前区・下区・後区)に分けられる。
腎動脈は腎門の手前で前枝と後枝に分かれ、さらに5本の区域動脈になる。前枝から上区(尖区)動脈・上前区動脈・下前区動脈・下区動脈が、後枝から後区動脈が出る。これら区域動脈の間には吻合がなく(終動脈)、1本が閉塞するとその区域だけが梗塞に陥る。裏を返せば、区域単位での外科的な切除が可能ということでもある。前枝と後枝の支配域の境界は腎の表面では外側凸縁のやや後方(背側へ約1cm)を縦に走る線として現れ、これを血管の乏しい面すなわちブレーデル線(無血管線)と呼ぶ。腎切開はこの線を狙って出血を抑える。区域数は臓器ごとに数字が違うので、腎5・肝8・肺は右10と左8、と並べて覚えると取り違えを防げる。腎の内部構造は皮質と髄質(腎錐体)で、腎乳頭から小腎杯→大腎杯→腎盂→尿管へと尿が流れる。
| 臓器 | 区域数 | 補足 |
|---|---|---|
| 腎臓 | 5 | 上・上前・下前・下・後 |
| 肝臓 | 8 | クイノー分類の亜区域 |
| 右肺 | 10 | 3葉 |
| 左肺 | 8 | 2葉。上葉に舌区を含む |
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