学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §41 リハビリテーション医学 / QJ26A010
理由で解く 柔道整復師
ノーマライゼーションは、障害の有無にかかわらず誰もが地域で当たり前の生活を営める社会をめざす理念である。生活の場を施設に限定する「施設への入所」は、この理念が乗り越えようとしてきた在り方であり、含まれない。
1950年代のデンマークでバンク-ミケルセンが提唱し、スウェーデンのニィリエが原理として整理した考え方で、「障害のある人を特別な場所に分けて社会に合わせさせるのではなく、社会の側を変えて誰もが同じ生活条件を得られるようにする」ことを核とする。日本でも障害者基本法や障害者総合支援法の理念に取り入れられ、施設中心から地域生活への移行(地域移行支援)、バリアフリー化やユニバーサルデザインの推進、就労支援による社会的自立の後押しが具体策として進められている。この設問は「含まれないもの」を選ぶ形なので、理念の方向と逆を向いている選択肢を探すのが解き方になる。なお施設そのものが否定されるわけではなく、必要な支援を受けながら地域で暮らせる選択肢を確保することが理念の趣旨である。
| 観点 | 従来の施設収容型 | ノーマライゼーション |
|---|---|---|
| 生活の場 | 施設に集約 | 住み慣れた地域 |
| 変えるべき対象 | 障害のある人(社会に合わせさせる) | 社会の側の障壁 |
| めざすもの | 保護・管理 | 自己決定と社会参加 |
| 具体的な施策 | 収容施設の整備 | 地域移行支援、バリアフリー、就労支援 |
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