学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 関係法規 ▸ §4 関係法規 / QJ25P001
理由で解く 柔道整復師
「事件」は争いの中身、「訴訟」はそれを裁判所で処理する手続の名前です。民事・刑事・行政の3つの定義を当てはめれば、組合せの入れ替えはすぐ見抜けます。
民事事件は私人どうしの金銭や権利をめぐる争い、刑事事件は犯罪にあたる行為の有無と刑罰をめぐる争い、行政事件は行政庁の処分や決定に納得できない者が救済を求める争いです。それぞれを裁く手続が民事訴訟・刑事訴訟・行政訴訟で、刑事訴訟だけは原則として検察官が国を代表して起訴する(国家訴追主義)という大きな特徴があります。柔道整復師にとってこの3つは他人事ではなく、施術に伴う事故で損害賠償を求められれば民事、業務上過失致傷に問われれば刑事、免許の取消処分に不服があれば行政と、1つの出来事が3方向に分かれて進むこともあります。まず「誰と誰の争いか」を考えれば、どの区分かは自然に決まります。
| 区分 | 争いの中身 | 手続の名前 | 訴えを起こす主体 |
|---|---|---|---|
| 民事 | 市民相互の紛争・利害の衝突 | 民事訴訟 | 私人(原告) |
| 刑事 | 犯罪の認定と刑罰 | 刑事訴訟 | 検察官(国家訴追主義) |
| 行政 | 行政庁の処分・決定への不服 | 行政訴訟 | 処分を受けた私人 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。