学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §14 感覚の生理 / QJ25A083
理由で解く 柔道整復師
網膜は光の入ってくる側(硝子体側)から神経節細胞→双極細胞→視細胞の順に重なる「倒立網膜」です。答えは1です。
光は最内層の神経節細胞層と内顆粒層を通り抜けて、いちばん外側(色素上皮に接する側)にある視細胞に届きます。そこで生じた信号は逆向きに双極細胞へ、さらに神経節細胞へと伝わり、神経節細胞の軸索が束になって視神経乳頭から眼球を出て視神経になります。視細胞の反応の向きにも特徴があり、暗いところではcGMPによって陽イオンチャネルが開いて脱分極を保っています(暗電流)。光が当たるとロドプシン→トランスデューシン→ホスホジエステラーゼの働きでcGMPが分解され、チャネルが閉じて過分極します。つまり視細胞は「光で静かになる」細胞で、伝達物質グルタミン酸の放出が減ることが情報になります。中心窩は錐体が密に並び他の層が脇へ寄っているため、最も鮮明に見える点です。
| 項目 | 錐体 | 杆体 |
|---|---|---|
| 分布 | 中心窩に密集(周辺には少ない) | 周辺網膜に多い(中心窩にはない) |
| 働く明るさ | 明所視 | 暗所視 |
| 光への感度 | 低い(強い光が必要) | 高い(わずかな光で反応) |
| 色覚 | あり(赤・緑・青の3種類) | なし(明暗のみ) |
| 視力 | 高い(1個の錐体が個別に情報を送る) | 低い(多数が収束して1つの経路へ) |
| 視物質 | 3種類のフォトプシン | ロドプシン(ビタミンAが必要) |
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