学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §9 内分泌 / QJ25A075
理由で解く 柔道整復師
この設問は誤った組合せを選ぶ問題である。答えは「甲状腺ホルモン—アジソン病」で、アジソン病は副腎皮質ホルモンが不足して起こる病態である。甲状腺ホルモンが不足すれば甲状腺機能低下症(成人では粘液水腫、先天性ではクレチン症)となる。
アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)は、自己免疫や結核などで副腎皮質が破壊され、コルチゾールとアルドステロンが不足する疾患である。易疲労、食欲低下と体重減少、低血圧、低血糖、低ナトリウム血症・高カリウム血症をきたし、ネガティブフィードバックが外れてACTHが上昇するため皮膚や口腔粘膜に色素沈着が現れるのが特徴的である。一方の甲状腺機能低下症では、寒がり、徐脈、便秘、皮膚乾燥、動作緩慢などがみられ、進むと粘液水腫となる。組合せ問題は「そのホルモンはどの内分泌腺から出るか」をそろえて確認すると、食い違いが見つけやすい。
| ホルモン | 出る場所 | 欠乏で起こること |
|---|---|---|
| 成長ホルモン | 下垂体前葉 | 下垂体性低身長(小児) |
| エストロゲン | 卵巣 | 骨粗鬆症、更年期症状 |
| インスリン | 膵ランゲルハンス島B細胞 | 糖尿病 |
| 甲状腺ホルモン | 甲状腺 | 甲状腺機能低下症・粘液水腫、クレチン症 |
| 副腎皮質ホルモン | 副腎皮質 | アジソン病 |
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