学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §16 各論(骨折) 上肢 / QJ24P081
理由で解く 柔道整復師
橈骨骨幹部で円回内筋付着部より遠位が折れると、近位骨片には回外筋・上腕二頭筋(回外)と円回内筋(回内)の両方が付いて拮抗し中間位となり、遠位骨片は方形回内筋に引かれて回内位となる。
橈骨には回外に働く筋(上腕二頭筋・回外筋)が近位に、回内に働く筋(円回内筋が骨幹中央付近、方形回内筋が遠位)に付く。骨折線が円回内筋付着部より近位を通れば、近位骨片には回外筋群だけが残るので回外位、遠位骨片には円回内筋と方形回内筋が付いて回内位になる。付着部より遠位を通れば、近位骨片で回外と回内が拮抗して中間位、遠位骨片は方形回内筋だけが働いて回内位になる。固定肢位は遠位骨片を近位骨片の向きに合わせる発想で決めるため、付着部より近位の骨折は回外位、遠位の骨折は中間位で固定するのが原則である。
| 骨折高位 | 近位骨片 | 遠位骨片 | 固定肢位 |
|---|---|---|---|
| 円回内筋付着部より近位 | 回外位(回外筋・上腕二頭筋) | 回内位(円回内筋+方形回内筋) | 前腕回外位 |
| 円回内筋付着部より遠位 | 中間位(回外筋群と円回内筋が拮抗) | 回内位(方形回内筋) | 前腕中間位 |
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