学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 整形外科学 ▸ §9 疾患別各論 骨および軟部腫瘍 / QJ24P063
理由で解く 柔道整復師
骨巨細胞腫はふつう単発で発生し、多発する傾向をもたない。したがって答えは3。
骨腫瘍のうち多発性を示すものは、背景に遺伝性疾患や症候群があることが多いと整理すると覚えやすい。骨軟骨腫は遺伝性多発性骨軟骨腫症(多発性外骨腫症、常染色体優性)として全身の骨幹端に多発する。内軟骨腫が多発すればオリエ(Ollier)病、これに軟部血管腫を伴えばマフッチ(Maffucci)症候群と呼ばれ、いずれも軟骨肉腫への悪性転化に注意を要する。線維性骨異形成症にも多骨性の病型があり、皮膚色素斑と思春期早発症を伴えばマッキューン・オルブライト症候群となる。一方、骨巨細胞腫は20〜40歳代の長管骨骨端に単発するのが典型である。
| 骨腫瘍 | 多発性 | 多発時の名称・症候群 |
|---|---|---|
| 骨軟骨腫 | あり | 遺伝性多発性骨軟骨腫症(多発性外骨腫症) |
| 内軟骨腫 | あり | オリエ病/マフッチ症候群(+軟部血管腫) |
| 線維性骨異形成症 | あり | 多骨性/マッキューン・オルブライト症候群 |
| 骨巨細胞腫 | なし(単発) | —(多発例は褐色腫との鑑別が必要) |
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