学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §2 診察各論 医療面接 / QJ24P039
理由で解く 柔道整復師
医療面接で「厳格な態度」は適切でない。患者が話しやすい雰囲気をつくることが正確な情報収集と信頼関係の土台なので、受容的・共感的な態度で接する。
医療面接の目的は、正確な情報を得ること、信頼関係(ラポール)を築くこと、そして患者の理解と行動を支えることの3つである。導入では互いに自己紹介し、目的と所要時間を伝え、プライバシーへの配慮を示す。聴取は「今日はどうされましたか」といった開かれた質問で主訴から始め、患者の言葉を遮らずに聴く。ひととおり語ってもらったうえで、発症時期・部位・性状・増悪寛解因子・随伴症状などを閉じた質問で絞り込む。うなずき、相づち、視線の合わせ方、要約して確認する作業を重ね、患者の感情には言葉にして共感を返す。この積み重ねが、言い出しにくい症状や生活背景を引き出すことにつながる。
| 質問の型 | 例 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 開かれた質問 | 「今日はどうされましたか」 | 面接の導入、主訴を自由に語ってもらう |
| 閉じた質問 | 「痛みは夜に強くなりますか」 | 情報を絞り込み、鑑別を進める段階 |
| 中立的な質問 | 「それからどうなりましたか」 | 話の流れを妨げずに続きを促す |
| 誘導的な質問 | 「痛みはないですよね」 | 回答を歪めるため避ける |
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