学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 一般臨床医学 ▸ §4 診察各論 打診 / QJ24P026
理由で解く 柔道整復師
打診で鼓音になるのは、叩いた真下に空気が多いとき。肺の含気が増える肺気腫が該当する。
胸部打診音は、その下の含気量で決まる。正常な肺は清音、空気が減って組織や液体に置き換わると濁音、逆に空気が増えると鼓音(過共鳴音)になる。肺気腫では終末細気管支より末梢の含気腔が破壊されて拡張し、残気量が増えるため打診音は鼓音となる。あわせて呼吸音の減弱、呼気延長、樽状胸、横隔膜の低位・可動性低下がみられる。気胸でも胸腔に空気がたまるため患側は鼓音となり、「空気が増える=鼓音」と一本で覚えられる。
| 打診音 | 下にあるもの | 代表疾患 |
|---|---|---|
| 清音 | 正常な含気肺 | 健常 |
| 鼓音(過共鳴音) | 空気が過剰 | 肺気腫、気胸 |
| 濁音 | 含気の減少・液体 | 無気肺、肺炎、胸水(胸膜炎) |
| 絶対的濁音 | 実質臓器 | 心臓、肝臓の直上 |
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