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理由で解く 柔道整復師
プライマリ・ヘルス・ケア(PHC)は1978年のアルマ・アタ宣言(WHO・UNICEF合同会議)で提唱された、住民が主体となる基礎的・包括的な保健医療活動である。高度先進医療の提供はPHCの役割ではないため、適切でないのは4。
アルマ・アタ宣言はPHCを「実践的で科学的に適正、かつ社会的に受け入れられる方法と技術に基づく必要不可欠なヘルスケア」と定義し、住民の全面的な参加のもと、地域や国が自ら負担できる費用の範囲で提供されるものとした。原則は住民参加、地域のニーズ指向、地域資源の活用と適正技術、多分野の協調である。活動内容は8項目(健康教育、食料供給と適切な栄養、安全な水と基本的な環境衛生、母子保健と家族計画、主要な感染症への予防接種、地方流行病の予防と対策、日常的な疾病・外傷の適切な処置、必須医薬品の供給)が示されている。ここで大事なのは「限られた資源で、住民の身近なところで、多くの人の健康水準を底上げする」という発想であり、高額な設備と専門人材を要する高度先進医療とは目指す方向が逆になる。柔道整復師も、地域住民に身近な一次的対応と生活指導を担う立場として、この考え方を実務の土台に据えたい。
| プライマリ・ヘルス・ケア | ヘルスプロモーション | |
|---|---|---|
| 提唱 | 1978年 アルマ・アタ宣言 | 1986年 オタワ憲章 |
| 主な対象 | 開発途上国を含む全世界の基礎的保健医療 | 先進国を含む健康増進・環境整備 |
| 中心概念 | 住民参加による必要不可欠なヘルスケア | 人々が健康の決定要因を自らコントロールできるようにする過程 |
| 代表的な内容 | 予防接種、安全な水、母子保健、日常的傷病の処置 | 健康的な公共政策、支援的環境、地域活動の強化 |
| 高度先進医療 | 含まない | 含まない |
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