学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 運動学 ▸ §4 頭・頸部、四肢と体幹の運動(筋の作用および神経支配を含む) / QJ24A090
理由で解く 柔道整復師
咀嚼筋は咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋の4つで、選択肢の中では側頭筋があてはまります。したがって正答は2です。
顔面周囲の筋は、咀嚼筋と表情筋に大きく分かれます。咀嚼筋は下顎骨に停止して下顎を動かす筋で、4つすべてが三叉神経の第3枝である下顎神経の支配を受けます。側頭筋は側頭窩から起こって下顎骨の筋突起に停止し、下顎を挙上して閉口させるとともに、後部の線維は下顎を後方へ引きます。咬筋と内側翼突筋も閉口に働き、外側翼突筋だけが開口および下顎の前方移動・側方運動を担当します。これに対して表情筋は皮筋で、骨から起こって皮膚に停止し、収縮すると顔の皮膚を動かして表情をつくります。支配は顔面神経です。「下顎骨を動かす=下顎神経(三叉神経)=咀嚼筋」「皮膚を動かす=顔面神経=表情筋」と、はたらきと支配神経をセットにして仕分けると迷いません。
| 筋 | 分類 | 主なはたらき | 支配神経 |
|---|---|---|---|
| 側頭筋 | 咀嚼筋 | 下顎の挙上(閉口)、後方への引き | 三叉神経第3枝(下顎神経) |
| 咬筋 | 咀嚼筋 | 下顎の挙上(閉口) | 三叉神経第3枝(下顎神経) |
| 内側翼突筋 | 咀嚼筋 | 下顎の挙上(閉口) | 三叉神経第3枝(下顎神経) |
| 外側翼突筋 | 咀嚼筋 | 開口、下顎の前方移動・側方運動 | 三叉神経第3枝(下顎神経) |
| 前頭筋・口輪筋・小頬骨筋 | 表情筋(皮筋) | 顔面の皮膚を動かし表情をつくる | 顔面神経 |
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