学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §14 感覚の生理 / QJ24A084
理由で解く 柔道整復師
この設問は「誤っているもの」を選ぶ形式である。Aδ線維は細い有髄線維で、鋭く局在のはっきりした速い痛みを伝える。ポリモーダル侵害受容線維にあたるのは無髄のC線維なので、選択肢4が設問の答えとなる。
痛みを運ぶ一次求心性線維は、太さと髄鞘の有無によって大きく2群に分けられる。Aδ線維は細い有髄線維で跳躍伝導ができるため伝導速度がおおむね5〜30m/秒と速く、ぶつけた瞬間に走る鋭い痛み(一次痛・速い痛み)を運ぶ。C線維は無髄で伝導速度が約0.5〜2m/秒と遅く、少し遅れてじりじりと続く鈍い痛み(二次痛・遅い痛み)を運ぶ。この2つを表で並べて対比させておけば、選択肢の真偽をほぼ機械的に判定できる。なお有髄線維であっても受容器そのものは髄鞘を失った自由神経終末である点は両者に共通する。否定形の設問では、まず各肢に「○(正しい記述)」「×(誤った記述)」と書き込み、×が付いた肢を答えとして選ぶ手順を固定すると取りこぼしが減る。
| 項目 | Aδ線維 | C線維 |
|---|---|---|
| 髄鞘 | 有髄(細い) | 無髄 |
| 伝導速度 | 速い(およそ5〜30m/秒) | 遅い(およそ0.5〜2m/秒) |
| 痛みの種類 | 一次痛・速い痛み | 二次痛・遅い痛み |
| 痛みの質 | 鋭い、局在が明確 | 鈍い・灼けるよう、局在が不明確 |
| 受容器 | 高閾値機械受容器、機械-熱受容器 | ポリモーダル侵害受容器 |
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