学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §9 内分泌 / QJ24A073
理由で解く 柔道整復師
ペプチドホルモンはアミノ酸が鎖状につながったもので、原料はアミノ酸です。ホルモンは化学構造からペプチド系・ステロイド系・アミン系に大別されます。
ペプチド・蛋白質系ホルモンは、細胞内で前駆体(プレプロホルモン)として合成され、切断や修飾を受けて分泌顆粒に蓄えられ、必要時に開口分泌されます。水溶性なので細胞膜を通れず、標的細胞の膜表面にある受容体に結合して、サイクリックAMPなどのセカンドメッセンジャーを介して作用します。効果の発現は速いのが特徴です。一方ステロイドホルモンはコレステロールを原料とし、脂溶性のため細胞膜を通過して細胞内受容体に結合し、遺伝子の転写を変えるため作用の発現はゆっくりです。アミン系はチロシンから作られ、甲状腺ホルモンとカテコールアミンが該当します。「構造→溶けやすさ→受容体の位置→効き方の速さ」という筋道でつなげて理解しておくと応用が利きます。
| 分類 | 原料 | 受容体の位置 | 代表例 |
|---|---|---|---|
| ペプチド・蛋白質系 | アミノ酸 | 細胞膜表面 | 成長ホルモン、インスリン、上皮小体ホルモン |
| ステロイド系 | コレステロール | 細胞内(細胞質・核) | コルチゾール、アルドステロン、性ホルモン |
| アミン系 | チロシン(+ヨウ素) | 甲状腺ホルモンは核内、カテコールアミンは膜表面 | T3・T4、アドレナリン |
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