学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §6 泌尿器系 / QJ24A049
理由で解く 柔道整復師
原尿は糸球体で血漿が濾過されてボウマン嚢へ入ることで作られる。この2つを合わせた 4 の腎小体が正答である。
腎小体(マルピギー小体)は毛細血管がまり状に集まった糸球体と、それを二重の袋のように包むボウマン嚢からなる。輸入細動脈より輸出細動脈のほうが細いため糸球体の毛細血管内圧が高く保たれ、この圧を原動力として血漿がボウマン嚢腔へ押し出される。濾過障壁は、内皮細胞の窓・糸球体基底膜・足細胞(タコ足細胞)の足突起がつくる濾過スリットの3層で、血球やアルブミンなど大きな分子は通れない。こうしてできた原尿は1日およそ150L前後にもなるが、その先の尿細管と集合管で水・電解質・グルコースなどが再吸収され、最終的な尿は約1.5Lにまで濃縮される。「腎小体でつくり、尿細管で仕上げる」と役割を分けて理解すると、選択肢の判断が速くなる。
| 部位 | 役割 |
|---|---|
| 腎小体(糸球体+ボウマン嚢) | 血漿を濾過して原尿をつくる |
| 尿細管・集合管 | 再吸収と分泌で原尿を尿に変える |
| 腎乳頭 | 乳頭孔から尿を小腎杯へ放出 |
| 腎杯・腎盂・尿管 | 尿を集めて膀胱へ運ぶ(尿路) |
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