学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §41 リハビリテーション医学 / QJ24A012
理由で解く 柔道整復師
手段的ADL(IADL)は、家庭や社会で自立して生活するための応用的な活動です。買い物が該当するので正答は3。
ADLは二層に分けて理解します。基本的ADL(BADL)は食事・更衣・入浴・整容・排泄・移動といった、生きるために毎日必ず行うセルフケアです。これに対し手段的ADL(IADL)は、買い物・調理・掃除・洗濯・交通機関の利用・電話の使用・服薬管理・金銭管理など、道具や社会資源を使いこなす必要がある活動を指します(ロートンらのIADL尺度が代表的)。IADLはBADLより複雑で判断力を要するため、機能低下の際は先にIADLから障害されるのが一般的です。逆に回復期にはBADLが先に自立し、IADLが後から戻ります。この順序を知っていると、「買い物や金銭管理がおぼつかなくなった」という訴えが、早期の機能低下を捉える手がかりになると理解できます。BADLの評価にはバーセルインデックスやFIMがよく用いられます。
| 基本的ADL(BADL) | 手段的ADL(IADL) | |
|---|---|---|
| 内容 | 食事・更衣・入浴・整容・排泄・移動 | 買い物・調理・掃除・洗濯・交通機関利用・電話・服薬管理・金銭管理 |
| 性質 | 生存に直結する基本動作 | 道具・社会資源を用いる応用動作 |
| 障害される順序 | 後から障害される | 先に障害される |
| 代表的評価法 | バーセルインデックス、FIM | ロートンのIADL尺度、老研式活動能力指標 |
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