学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §36 解剖学 / QJ24A002
理由で解く 柔道整復師
上肢帯(肩甲帯)を構成するのは鎖骨と肩甲骨の2つです。正答は1。
上肢の骨は「上肢を体幹につなぐ上肢帯」と「上肢帯からぶら下がる自由上肢骨(上腕骨・橈骨・尺骨・手根骨・中手骨・指骨)」に分けます。上肢帯のうち体幹と骨性に連結しているのは鎖骨だけで、その関節は胸鎖関節ひとつです。肩甲骨は胸郭の上を筋に支えられて滑る(肩甲胸郭連結)だけなので、肩は可動域が非常に大きい代わりに不安定で、脱臼や動揺性の問題が起こりやすくなります。対する下肢帯は寛骨で、仙腸関節と恥骨結合で骨盤輪を作り、体重を支えるために可動性を捨てて安定性を得ています。「帯=体幹につなぐ輪」と覚え、上肢帯=鎖骨+肩甲骨、下肢帯=寛骨と整理しましょう。
| 上肢 | 下肢 | |
|---|---|---|
| 帯(体幹との連結部) | 鎖骨・肩甲骨 | 寛骨 |
| 体幹との関節 | 胸鎖関節(1か所のみ) | 仙腸関節(+恥骨結合) |
| 自由部の近位骨 | 上腕骨 | 大腿骨 |
| 自由部の中間骨 | 橈骨・尺骨 | 脛骨・腓骨 |
| 特徴 | 可動性が大きく不安定 | 安定性が高く体重を支える |
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