学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第15章 ▸ B. 恒常性維持 / Q15B008
教科書ドリル 生理学
血漿Ca²⁺濃度の調節について、ホルモンと作用方向の組み合わせとして正しいのはどれか。
血漿Ca²⁺濃度(正常約10mg/dL)の調節はカルシトニンとPTHが反対方向に働く。カルシトニン(甲状腺C細胞由来)は血中Ca²⁺上昇時に分泌増加し、骨吸収抑制・骨形成促進・腎Ca²⁺排泄促進によって血漿Ca²⁺を低下させる(「Ca(カルシ)をトン(下げる)」で記憶)。副甲状腺ホルモン(PTH, パラソルモン)は血中Ca²⁺低下時に分泌増加し、(1)骨の破骨細胞を活性化して骨吸収促進、(2)腎遠位尿細管でCa²⁺再吸収促進、(3)腎でビタミンDを活性化型(カルシトリオール)にして腸管Ca²⁺吸収促進、により血漿Ca²⁺を上昇させる。臨床:原発性副甲状腺機能亢進症で高Ca血症、悪性腫瘍(PTHrP)でも高Ca血症、副甲状腺機能低下症でテタニー(低Ca)。

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