学習トップ教科書ドリル 生理学第15章 ▸ B. 恒常性維持 / Q15B007

教科書ドリル 生理学

Q15B007 身体活動協調

問題

細胞外液の浸透圧調節に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1血漿浸透圧が上昇すると下垂体後葉からのADH分泌が抑制される。
2視床下部の浸透圧受容器が血漿浸透圧上昇を感知し、ADH分泌と口渇を誘導する。
3ADHは腎臓の糸球体に作用してNa⁺再吸収を促進する。
4多量の飲水で浸透圧が低下するとADH分泌が増加する。
解答
正解2
解説

血漿浸透圧が上昇(脱水・高Na血症)すると、視床下部の浸透圧受容器(OVLT等)が刺激され、(1)下垂体後葉からのADH(バソプレッシン)分泌増加→腎集合管のV2受容体を介した水再吸収促進→尿量減少、(2)口渇中枢興奮→水分摂取促進、の2経路で浸透圧を正常に戻す。逆に多量の飲水で浸透圧が低下するとADH分泌が抑制され、腎での水再吸収が減少して水利尿(尿量増加)が起こる。臨床:中枢性尿崩症(ADH欠乏)は多尿・多飲、SIADH(ADH不適合分泌)は低Na血症を呈する。

解説画像
細胞外液の浸透圧調節に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
細胞外液の浸透圧調節に関する記述として正しいのはどれか。
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