学習トップ教科書ドリル 生理学第15章 ▸ B. 恒常性維持 / Q15B005

教科書ドリル 生理学

Q15B005 身体活動協調

問題

血圧と血液量の調節に関する組み合わせとして正しいのはどれか。

選択肢
1(高)圧受容器:頸動脈洞・大動脈弓 ― 秒単位の血圧調節
2低圧受容器:心室 ― 秒単位の血圧調節
3RAA系:副腎髄質 ― 数秒以内の即時反応
4ANP:下垂体後葉 ― 血液量増加作用
解答
正解1
解説

(高)圧受容器は頸動脈洞・大動脈弓に存在し、動脈圧上昇時に興奮し、脳幹へ求心性情報を送る。反射性に交感神経活動低下・副交感神経活動増加が起こり、心拍出量低下・血管拡張・副腎髄質カテコールアミン放出減少により動脈圧を秒単位で低下調節する。一方、低圧受容器(容量受容器)は心房・肺静脈にあり血液量情報を伝える。血液量の調節は主に腎での尿量調節で、下垂体後葉からのADH・レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA, 腎+副腎皮質)・心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP, 心房由来・利尿作用=血液量減少)により分〜時〜日単位で作動する。**選択肢3の「副腎髄質」は誤りで、アルドステロンは副腎皮質(球状帯)から分泌される**(副腎髄質=カテコールアミンと明確に区別。RAA系はレニン[腎傍糸球体装置]→アンジオテンシン[肝産生のアンジオテンシノーゲンが原料]→アルドステロン[副腎皮質]の順に作用し、作動時間は数分〜時単位で、秒単位の即時反応ではない)。ANPは心房由来で血液量「減少」作用(利尿促進)を持つため選択肢4も誤り。

解説画像
血圧と血液量の調節に関する組み合わせとして正しいのはどれか。 解説図
血圧と血液量の調節に関する組み合わせとして正しいのはどれか。
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