学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第14章 ▸ B. 免疫反応 / Q14B010
教科書ドリル 生理学
花粉症・気管支喘息・アナフィラキシーショックはいずれも同一型のアレルギーに分類される。その型を答え、中心となる抗体クラスと放出される主要メディエーターの組み合わせを述べよ。
花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)、気管支喘息、アナフィラキシーショックは、いずれも「I型アレルギー(即時型過敏症)」に分類される代表疾患である。機序は、感作段階でアレルゲン特異的IgEが産生されて肥満細胞・好塩基球の表面のFcε受容体に結合し、再曝露時にアレルゲンがIgEを架橋することで脱顆粒が起こり、ヒスタミン・ロイコトリエン・プロスタグランジン・トリプターゼなどが放出される。ヒスタミンの3大作用(血管拡張・血管透過性亢進・気管支平滑筋収縮)が、それぞれ発赤・紅潮/浮腫(蕁麻疹)/気管支喘息の呼吸困難・喘鳴として現れ、全身性になるとアナフィラキシーショック(血圧低下・気道狭窄)となる。アナフィラキシーの一次治療はアドレナリン筋注(大腿部外側)であり、抗ヒスタミン薬・ステロイドは補助的。IgE産生を起こしやすい遺伝的素因を「アトピー素因」と呼ぶ(L4328)。

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