学習トップ教科書ドリル 生理学第14章 ▸ B. 免疫反応 / Q14B007

教科書ドリル 生理学

Q14B007 生体防御

問題

炎症の5大徴候(ラテン語)と日本語の対応として誤っているのはどれか。

選択肢
1rubor(ルボール) ― 発赤
2calor(カロール) ― 熱感
3tumor(トゥモール) ― 疼痛
4functio laesa(フンクチオ・レーサ) ― 機能障害
解答
正解3
解説

選択肢3が誤り。tumor(トゥモール)は「腫脹(腫れ、はれ物)」を意味するラテン語で、炎症による組織の膨張を指す。現代英語の tumor(腫瘍)もこの語源に由来する。疼痛は dolor(ドロール)である。炎症5徴候のラテン語対応は「rubor(発赤)/calor(熱感)/tumor(腫脹)/dolor(疼痛)/functio laesa(機能障害)」で、古代ローマの医師ケルススが最初の4徴候を記述し、後世(ウィルヒョウら)に5番目の「functio laesa(機能障害)」が追加されたとされる。語呂として「ルボール・カロール・トゥモール・ドロール+フンクチオ・レーサ」と音で覚えるのが定番である。臨床現場では発赤・熱感=血管拡張、腫脹=血管透過性亢進、疼痛=化学メディエーター+神経終末刺激、機能障害=上記の結果、と機序別に整理して応用する。

解説画像
炎症の5大徴候(ラテン語)と日本語の対応として誤っているのはどれか。 解説図
炎症の5大徴候(ラテン語)と日本語の対応として誤っているのはどれか。
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