学習トップ教科書ドリル 生理学第14章 ▸ B. 免疫反応 / Q14B004

教科書ドリル 生理学

Q14B004 生体防御

問題

液性免疫と細胞性免疫の比較として誤っているのはどれか。

選択肢
1液性免疫の主担当はB細胞(→形質細胞→抗体)、細胞性免疫の主担当はT細胞(特にキラーT細胞)である。
2液性免疫は主に細胞外の病原体(細菌・毒素など)に有効で、細胞性免疫はウイルス感染細胞・腫瘍細胞・移植臓器など細胞内に潜む抗原や非自己細胞に有効である。
3液性免疫では抗体による中和・オプソニン化・補体活性化が主な機構であり、細胞性免疫ではパーフォリン・グランザイムによる感染細胞の直接破壊が主な機構である。
4細胞性免疫は自然免疫のみが担い、獲得免疫にはまったく関与しない。
解答
正解4
解説

選択肢4が誤り。教科書L4315の「注」は、以前は「自然免疫=細胞性/獲得免疫=液性」という考えが主流であったが、現在は自然免疫にも獲得免疫にも細胞性因子と液性因子の両方が重要であることがわかっていると明記している。獲得免疫内の細胞性免疫の中核はキラーT細胞(CD8+T細胞、獲得免疫・抗原特異的)であり、NK細胞(自然免疫・非特異的)とは主体・機序が異なる。選択肢1〜3は液性/細胞性の「主担当細胞」「主な対象」「主機構」の対応をそれぞれ正しく述べており、教科書および節Aの関連記述と整合する。B細胞=骨髄(Bone marrow)で成熟、T細胞=胸腺(Thymus)で成熟、という一次リンパ器官の対応も合わせて理解する。

解説画像
液性免疫と細胞性免疫の比較として誤っているのはどれか。 解説図
液性免疫と細胞性免疫の比較として誤っているのはどれか。
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